喰らうの最近のブログ記事

血中の糖分を尿に流す薬がいよいよ出る。
これもためしてみよう。

小笠原伯爵邸 Baa

新宿河田若松の屋敷は、もともとは女子医大付近まで2万坪あったとのこと。いま旧伯爵家は小笠原礼法の家元とか。レストランの経営とは無関係のようだ。

スペイン料理でアラカルトがなく、まあ披露宴やパーティに使うお店か。パエリアとかイカ墨はエルフラメンコとかの昔ながらのスペイン料理屋で覚えたものだが、ここのスペイン料理は、シェフはスペイン人らしいが、ヌーベル・クイジーヌの類で、スペインだかイタリアだかパリだかニューヨークだかよくわからん西洋懐石で、これがスペイン料理というクセを楽しみたい向きにはハズレ。

そういう不平をふんだんにぶつけてやろうと思っていたら、大使館の食卓というBS番組で駐日スペイン大使夫妻が大使館料理長の新スペイン料理を自慢して客にふるまっているのを見て、時代はそういうことか、と発言意欲がみわかに低下。マラガ海岸の日差しのなかで、イタリア伝来のカラマリをつまみながらのサングリアで、挿絵入りのドンキホーテを読みながら、腹が減ったらパエージャでも、というかんじがいいんだけで、これは、日本はゲイシャ・フジヤマ・スキヤキでしょうが!と決め付けるのとおなじなんだろうなぁ。

 

7ヶ月ぶりに書込

年初、ブログ書きに厭ていて、無断サボタージュ。少し材料のストックも増えたので、負担にならないペースで、書き込みます。

分とく山、伊勢丹本店、abb

カウンターの料理人はあいそがよくて、話しかたのトレーニングを受けてるみたいだ。

八寸は手が込んでいる。もう少し素材に素直でもいいんじゃないか、と思った。

表題の場所に、著名シェフがおよそ2週間交代でメニューを提供するイートインがある。

1月は

青山「M.NATURE」宮前真樹シェフのメニュー。

広尾「プティポワン」北岡尚信シェフのメニュー。

2月の前半は

渋谷「カフェ・カンパニー」萩原雅彦シェフのメニュー。

といった趣向である。そのレシピを書いた紙が配られ、レシピ記載の食材はこのデパ地下の食品売り場で取り扱っている、というわけだ。

イーートイン自体は、客が一人で来て食べて帰るというコンセプトなのだろう、カウンターと(一人テーブルの)いす席があって、2000円くらいで食べられる。気楽で、良い。

 

カウンターに座って、アレレ、と思った。椅子が、揺れるのである。馬の背中に乗ってるような嫌な感じだ。食べ始めると、まさに馬に揺られながら弁当をくっているあんばいだった。椅子はしっかり固定しなさい。

 

カウンターでは、目の前で、若手の料理人が、既に前調理したものを暖めたり切ったりして器に盛り付けている。その作業の様子が見えるのは悪くない。が、まあ、わざわざ見せる価値のあるテクというわけでもなさそうだ。

カウンターはすぐ目の前が料理人の作業台になっていて、いろいろな加工作業を行っている。この日、私の目の前で行われたのは、デザートケーキの表面にバーナーで焦げ目をつける作業で、数秒の炎の噴射で作業が終わると、その、卓上ガスボンベにノズルをつけただけのハンディバーナーを作業台に置く。客のまさに目と鼻の先に置かれたガスバーナーの火炎放射口が客に照準を合わせて置かれるのである。私がカウンターに座っている間に5回行われた焦げ目つけの作業のたびに、私はロックオンされた。あんなおもちゃのような小道具でも、正面から向けられて、気分のいいものではなかった。とがめだてするほどのことでもないが、本人は気づいていないのだろうと思って、帰りしな、その若い料理人に注意をしておいた。

 

 

御用黄金桂 acc

エリザベス2世がエジンバラ公と立ち寄った中国茶房で、彼らの座ったいすに座り(10$追加)、このお茶を飲んだ。

これより値段のはる、龍の井戸とか銀の針とかでっかい赤いマントとかも、東京と同じようにあったが、ここでしか手にはいらないという視点からは、選択枝はこのお茶のみであろう。

 

うまいか?といえば、うまい。

軽めだとおもう。通には、徐々にものたりなくなるのではと思われるが。。。

店名:tea Chapter

庶民飯のたぐい acc

チキンライス

バクテー

フォー

フライドライス

 

 

JBの竹林食堂 Abc

開発会社のマレーシア人のマネージャーと、シンガポール人の運転手が意見を述べ合って「あそこがうまい」と一致した街中の食堂に行った。

 

注文したのは、皇帝紙包鶏肉。お値段、14リンギット。

 

丸ごと1羽。紙にくるんで、だしをかけ、蒸し煮にしてある。棗や野菜も少し一緒に入っている。たいへん良い味になっている。サムゲタンを紙包みにして蒸したようなかんじ。

14リンギット=約400円。という安さ。客がひっきりなしの繁盛店。JBというのは、ジョホールバールのこと。

 

 

iggy baa

シンガポールで一番、ことによったら世界一のレストランかもしれない、なんておおげさな評判を耳にしたので、東京からメールで予約を入れた。日曜日のディナーを希望したら、日曜日は休みという返事がきたので、月曜日の夜に修正して返信した。

 

当日、この店があるはずのリージェンシー・ホテルに訪ねると、2ヶ月前にヒルトンに引越ししたという。印刷してきたホームページにはリージェンシと記載されている。さいわい、あるいて数百メートルの距離だった。

汗をカキカキたどり着いてみると、ヒルトンホテルのその店のあるべきフロアのエレベータホールや通路には結婚式の人々があふれている。あふれているだけではなく、その通路をパーティ会場よろしく利用して、記念写真をとり、カナッペをサービスし、シャンパンをふるまい、キャーキャー騒いでいる。場違いな年配者や子供は皆無で、全員若く、ドレスと礼服を着こなしているとことからみると、ヤングセレブの少し無礼講的なwedding二次会といったかんじか。

 

われわれが予約した店、iggysの真っ黒な扉は、そのパーティ集団の向こう側にあった。

 

ヒトを掻き分け店に入って予約してある旨を伝えると、かなり美人の(気の強そうなイギリス女子の)ボスが、予約帳のページを繰って、予約ははいってないという。少しくの間、ということは、実質3分くらい、予約した・入ってないの押し問答の結果、「兎に角weddingやってるので、空いてる席はカウンターだけ」という現実に妥協して、カウンターに座った。8席のカウンターは、でかい厨房がまるみえで、ガラスの間仕切りさえなく、カウンターでクシャミをすれば、口から吹き出す食べ物が、用意中のデザート菓子のすべてに降り注ぐ位置的関係にある。

 

飲み物をききにきたので、ジョッキに氷をいっぱいいれてtigerビアをそそいでちょうだい・ホームページの住所がリージェントのままだから我々はリージントからここまで歩いてきてアセダクなのだ、、というと、氷入りのビールの中ジョッキをもってきて、これはご迷惑をおかけしたお詫びです、という。1みりめーとるだけ機嫌をなおす。

 

さて、食事である。

 

この日は大人数のweddingに引きずられているせいか、メニューはコースしかなかった。

 

それを見て、がくっときた。

 

1品目の主材はコハダで、2品目の主材は北海道のホタテ、3品目はパテのようなもので、4品目はラビオリ、5品目はイベリコ豚、、、。6品目以下も、材料をこてこてと小細工したのがいくつか。。。

 

ああぁ。これが、SG一番?、ことによったらアジア1番だって???誰がそんなコメントを書いているのだ?西洋のヒトに、和食も中華も評価させてはならない。

 

まあ、百聞は一食にしかず、と思い直して、コハダ料理は日本でいつでもたべれる・ほたては嫌いなので別のものにしてくれと言って、出てくる皿を待つ。

 

お通しの、小振りの牡蠣のカクテルに不満はなかったが、同時に出てきた、フォアグラをビー玉大に丸めて飴をコーティングしたものは、遊びすぎだ。

コハダの代わりにでてきたのは、「iggyのスペシャルサラダ」だそうで、よいあじだった。

ホタテの代わりは、「キノコのソテー」というのでエリンギやしいたけの炒め物を予想していたところ、白いキノコ'(西洋マッシュルームではなく、なにか別のもの)を葉野菜といったん炒めたあと急速に冷やして(まるでシャーベットのつめたさくらい)胡椒味をシンプルに微ドレッシングしたもの」で、これは思わずaaaと口をすべらしそうになるほど、いけた。

 

あとの料理もうまかったが、だいたいのところ、普通の食材に少々予想外の「トッピング」「ふりかけ」「香辛料混ぜ」のアイデアや、おちょぼ口でも口に入れやすい大きさに調理してある親切さに個性と特徴がある。そういう小手先の技を除くと、残念ながら、すべて、日本の、星のない料理屋や一皿500円の居酒屋でもでてくる料理との違いは、皿の大きさだけである。

この店が著明な産地から冷蔵空輸してるにしても、コハダやほたてのヌーベルキュイジーヌをここで食べたいと思う日本人は、ちょっと舌がおかしいだろう。舌が正常なら頭がおかしいかもしれない。現地に住むひとなら、日本から空輸された素材というだけで貴重でありがたみがあるだろうが。。。

 

この日、私たち以外にカウンター席に来た一組目は、「いかにも仕事場不倫風の白人ペアで座ったとたんに女シャンペン男ペリエで、2杯目からは女が男に抱きついてキスをする」ペアで、二組目は「落ち着かないかんじで着席してシャンパンとお通し(牡蠣カクテル、フォアグラ飴)を口にメニューを見ていたがいきなり店を出て行って帰って来ず、30分してからウエイターとサブマネージャーが当惑顔で食器を片付けることになった」ペアで、三組目は「男が少し肌の浅黒い長身の痩せた中年後半の男で女は年齢相応の小じわが顔にあるが知的なまなざしの(想像するに子供をうんだことのない)女性で、前二組に比べてミニドラマ仕立ての事件を起こしそうにない」カップル、の3組であった。

 

キノコのソテーの冷菜  は aaa

その他 baa

 

 

カッシアと読むのかと思っていたら、ケイシアであった。ホテル部屋の案内帳をさっとみて中華とわかったので、詳しい説明を見もせずに夕食に入った。

 

[注文のときに]

丸顔のフロアマネージャーが出てきて、ワインリストをくれたが、目を皿でみても、中国酒がない。別のリキュールリストを頼んでも、中国酒がない。せっかくマーライオンを見に来たのだ、何か特別な紹興酒を燗でのみたかった。

「ないの?」

「もうしわけありません。この店ではどなたも中国酒を飲みませんので、おいておりません」

「ここ中国料理の店ですね。でも、ここの中国料理にはワインがあう、中国酒が合わないということですね」

「はい、もうしわけありません」

・・・・・・(あかワインにあう中国料理を経験したことがないので、猜疑心がいっぱい・・・・

料理を注文する。「おのみのものは?」 不承不承、「茉莉茶」

・・・・・・

 

>[一品目が来たとき]

一品目が来て、同時に茉莉茶も注がれた。

テーブルがゴトゴト揺れ、茶か碗から受け皿におぼれる。手を上げて丸顔のメネージャーを呼ぶ。「this table is unstabel like this 」とテーブルを揺らして、席をかわるか、下に何かかませろと言ったら、あわてて、厚めの紙を重ね折したのを持ってきて、テーブルの下に敷いた。テーブルのグラグラする程度は我慢できる範囲になった。

 

[やはり酒がないと、、、]

いくつか料理がでてくるうちに、入ってきたときにいた客はすべて出て行き、残っているのは、我々を含めて2組だけになった。フロアで給仕にあたる係りは5人もいる。暇そうである。若い男の係りを呼んで、「やっぱり紹興酒はないよね」と、部屋の端に見えるバーコーナーの壁を指差す。

「じゃ、あそこの、山崎をワンフィンガーして、あとワンフィンガー分熱いあついお湯をそそいでくれ」

そういいながら、この時間ではもう新しい客はこないだろうから、紹興酒wを買いに近くの酒屋に走ってくれればいいじゃないかと、内心思ったりする。

[メイン料理のあとで、お茶漬けをしたくて]

魚を丸ごと揚げたメイン料理に白飯がつく。飯碗をカラにしておかずのさかなの骨についた身をせせった。何か小腹が満たされていなかった。

骨をせせっている姿が気になったのか、丸顔のマネージャーが来て「白いご飯をもう一杯おもちしましょうか ? 」

そう声を掛けられると、すぐ食い意地が張り出すのが、抑制を放棄したDM人間の性だ。

「ザーサイはありますか?」「ザーサイって????」「chinese solty pickels 」

「yes, i know.but we don't have it in our enu」

「oh,you don't have za-sai in menu.i like it when eating rice. putting za-zai on the rice and pour hot hot tea. it's call Ochazuke, whichi is traditional japanese way to eat」

マネージャーは何か考える様子で「i see, please wait a while .」といって、厨房にはいって行った。

出てきて、「ご用意できます、すこしお待ちください」

・・・私だって、昼間の散歩のとき、このホテルに近くで食料品店をみかけたよ。・・・・

 

20分ほどたって、ようやくザーサイが出てきた。ごく普通のザーザイだったので、私の好みのように切ってもらうよう注文した。「not slice, shred into small piece」というと意図が通じて、切り刻んだザーザイに、さらにラー油を数滴加えてあるのが出てきた。ラー油をくわえるオーダーは出していなかったが、それは私の好みで、あとでそうするつもりだったから、先手を取られてかえって気分が良かった。

白飯に、シュレッドしたザーザイをぶっかけ、熱く沸かしなおしてもらったジャスミン茶をかけたのが、私のザーザイ茶漬けである。

 

[レジで]

食事をおわって、レジであの丸顔のマネージャーと話すと、

「わたし、マレーシア人ですが、マレーシアでも昔からご飯にお茶をかけて食べます。野菜をのせたり、おかずをのせたりします。ザーサイもすぐ手に入りますし食べますが、ご飯にザーザイをのせてお茶をかけるのは始めてみた。今度やってみます。」

 

「ザーザイは run to buy したの?」

「はい」

「chinese wineは run to buy するのは難しいの?」

「はい」

 

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at Capella in Sigapore

出来て1年ほどのこの若いホテルの、確立し永遠に守るべきものと決めたコンセプトと現実とのチグハグの関係は、そろそろ1回目の馬の背越えに差し掛かっているのかなと感じたのは、このレストランだけでのことではなかった。

ともあれ、食堂としてのmy評価:Bac

 

 

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