2011年1月アーカイブ

分とく山、伊勢丹本店、abb

カウンターの料理人はあいそがよくて、話しかたのトレーニングを受けてるみたいだ。

八寸は手が込んでいる。もう少し素材に素直でもいいんじゃないか、と思った。

表題の場所に、著名シェフがおよそ2週間交代でメニューを提供するイートインがある。

1月は

青山「M.NATURE」宮前真樹シェフのメニュー。

広尾「プティポワン」北岡尚信シェフのメニュー。

2月の前半は

渋谷「カフェ・カンパニー」萩原雅彦シェフのメニュー。

といった趣向である。そのレシピを書いた紙が配られ、レシピ記載の食材はこのデパ地下の食品売り場で取り扱っている、というわけだ。

イーートイン自体は、客が一人で来て食べて帰るというコンセプトなのだろう、カウンターと(一人テーブルの)いす席があって、2000円くらいで食べられる。気楽で、良い。

 

カウンターに座って、アレレ、と思った。椅子が、揺れるのである。馬の背中に乗ってるような嫌な感じだ。食べ始めると、まさに馬に揺られながら弁当をくっているあんばいだった。椅子はしっかり固定しなさい。

 

カウンターでは、目の前で、若手の料理人が、既に前調理したものを暖めたり切ったりして器に盛り付けている。その作業の様子が見えるのは悪くない。が、まあ、わざわざ見せる価値のあるテクというわけでもなさそうだ。

カウンターはすぐ目の前が料理人の作業台になっていて、いろいろな加工作業を行っている。この日、私の目の前で行われたのは、デザートケーキの表面にバーナーで焦げ目をつける作業で、数秒の炎の噴射で作業が終わると、その、卓上ガスボンベにノズルをつけただけのハンディバーナーを作業台に置く。客のまさに目と鼻の先に置かれたガスバーナーの火炎放射口が客に照準を合わせて置かれるのである。私がカウンターに座っている間に5回行われた焦げ目つけの作業のたびに、私はロックオンされた。あんなおもちゃのような小道具でも、正面から向けられて、気分のいいものではなかった。とがめだてするほどのことでもないが、本人は気づいていないのだろうと思って、帰りしな、その若い料理人に注意をしておいた。

 

 

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